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■開店までのいきさつ

ウェブショップ開店までのいきさつです

どの業界でも同じなのでしょうか、商品が生産者から出荷されてお客様のお手元に届くまでに非常に多くの人や会社を経由していくわけですね。そういった流通経路については、以前小学校の社会科の授業でも習いましたよね。僕の業界を例にするとよくあるケースとして以下の様な経路になります。(商品を海外にて生産した場合)

工場→現地貿易会社→日本商社→アパレル会社→卸会社→小売店→お客様

工場の製造ロットはとても大きいですので当然お客さまの要求ロットとは合いません。お客様はお気に入りの一枚があればいいですものね。そのためそれを細分していく機能は必要になるのでしょう。またそれぞれの行程で専門的な業務をおこなうために、いろいろな会社がその役割を果たすために入ってくるわけです。

そのためどうしてもお客様のご購入金額にそれらの費用などが反映されてしまうのは避けられなくなります。でもそれが当たり前、いたしかたのないことなんだと我々は思っていたわけです。

僕が前会社にいた時、1年弱ですがインターネットビジネスプロジェクトという新規部署に在籍したことがあります。1999年〜2000年でした、まだまだインターネットの普及もそれほど高くなく、ホームページというと会社の宣伝広報ぐらいにしか利用されていない時期だったと思います。ウェブで商品を売ってること自体が珍しがられていたのです。

結局そこでは僕が思い描いていた事がなかなか実現に繋がりませんでした。大きな会社でしたので、社内決済やらなにやらでなかなかことが運ばないことと、スタッフの経験値そのものが高いわけではなかったので遅々としてものごとが進みません。ドッグイヤーと呼ばれスピードが勝負のIT業界と比べてなんと亀なのかと感じられ相当な違和感とストレスだけが残りました。

その後会社を退社、独立、そしてカシミヤのセーターを中国で製造する仕事をメイン事業にし運営してきました。弊社の最大の強みであるコスト競争力で商品を日本の会社様に卸しているのですが、先ほどの日本の複雑な流通経路を経由することでお客様のお手元に届くころには、それなりの、といいますか相当な価格になっているののが現状なのです。これをもっとお買い求めやすい価格にてご提供できないものかと日ごろより考えていたのです。

それを実現するためには、例えばどこかにお店を出して、そこで我々自身が販売するのが一番ではあるのですが。。。しかしながら2つの問題がありました。ひとつは出店するのは相当な費用がかかってしまいます。それを解決するには、結局販売価格を引き上げることになりお客様へ負担をさせてしまうことになってしまいます。そしてもうひとつ、実店舗ではその界隈のお客様にしか商品を見てもらうことができないのです。日本全国の多くのお客様に商品を見てもらい、お買求めいただきたい。そう考えた時インターネットを通じての販売しかないと思いました。前に在籍した部署でほんとうにやりたかったこと、それを今こそやろう。そう決意したのです。

このかたちを実現し、日々努力してよりよいものに昇華させ、お客様の満足を最大現に高めることをここに誓います。

工場→  カシミエール  →お客様

当店では日本中のおしゃれに敏感でこだわりのある素敵な女性に(男性もですが)当店のカシミヤセーターを着用し愛していただきたいと願っています。そんなお客様のご意見ご感想をちょうだいしながら、お客様と一緒になって商品の開発を進めていくことができたらと考えています。ご意見ご感想お待ちしておりますので、どしどしお送り下さい。これからも末永くカシミエールを宜しくお願いします。

■店主半生記

こんにちは!ショップマスターの中村です。

僕の社会人人生を振り返ってみて、いろんな思い出とか、そういったこと書いてみました。僕の人となりがちょっとでもご理解いただけたらさいわいです。

1. 社会人スタート時代

1986年、なんともう数十年も前なんですね〜。無事大学を卒業したわたくしは、まったくおしゃれやファッションに縁もゆかりもなかったにもかかわらず、ぎりぎりのびりっけつで大手アパレル企業になんとか滑り込んだんです。ほんとに最後の数人だったみたいなんですねこれが。入社式も終え当然営業に配属になると思い込んでたら、なんとなんと配属先が「国際部」。なんじゃそれ〜って感じでした。配属された新人は4人。僕以外は英語達者な人ばかり。英語も話せない僕がなんでや〜。

それからはほんとたいへん!新人はまず電話をだれよりも一番にとるように言われるんです。で、夕方になると、丁度ヨーロッパが朝を迎えるんですね、これ時差があるからなんだけど、そうすると夕方にイタリアやフランスからちょくちょく電話が入るんですよ。。で、新人だから先に取っちゃうわけですな。というか取らざるえないのね。そうすると50%ぐらいの確率で外国からなんですね〜これが。つまり外人なわけです。で、当然新人でぱしりの僕に電話なんかかかってこないわけだから、先輩とか上司とか、誰かに取り次ぐわけですな。これがね、その場にいるときはいいんですよ。いるときはね。そのぐらいの英語はわかるから、いない時がたいへんなのだ。たいていこうなってたんですね。(以下日本語に翻訳しています)

外人: 「こんにちわ ○△さんいますか?」

僕:「彼はいません」

外人:「どこにいますか?何時に戻りますか?」

僕:「う〜 あ〜」

外人:「○×☆△◇!℃!※〇#$!」

僕:「さようならありがとう」 って切っちゃう。

次にかかっていた時はトイレとか行っちゃうみたいな技を覚えましたね〜。トイレの個室で自閉症みたいになってました。

2.ぱしり時代

まあ今でもぱしりみたいなもんなんですけどね。。。。当時僕の所属していた部署はとにかく先輩女子社員がたくさんいて、かつほとんどが厳しかったですね〜。中でも特に厳しい先輩がいましてね、直属上司だったんですが、ハワイ大学卒業なんて経歴で、英語はもちろんぺらぺらだし、仕事はできるし、すごい女性でした。でもほんと言う事めちゃくちゃでね。あるとき、

先輩:「わたし今日からタバコ止めるから、あんたもやめなさい。」

僕:「えっ?」

先輩:「なんか文句あるの?」

僕「いえ」

先輩「だいたい1年目で仕事もできんくせにタバコなんかすってるんが生意気やねん」

僕「はあ」

それからしばらくは、不良の高校生みたいなトイレに隠れて吸ってました。泣

■■■ つづく  ■■■

■最近的中国事情■

現在の上海の大発展よりはるか以前より上海駐在を開始し、中国(香港含む)在住20年に迫る店長中村の親友であります菊地直哉氏が最新の中国事情をレポートします。

不定期不連続シリーズ

『■最近的中国事情■』・・・・・BY 菊地直哉

2006年10月18日 第2回  『 知らぬがほとけ 』

2006年10月17日 第1回  『 中国雲南省 』

※菊地直哉氏とは、、、、

きくちなおや 1962年生まれ。北海道出身。1986年株式会社ワールド入社後、シャンタルトーマスの パタンナーとして活躍、その後1988年に上海要員として上海に赴任。現地法人会社のレディスブランドチーフデザイナーとして大活躍。

上海・香港赴任後、2004年株式会社ワールドを退社。 現在は上海を拠点にアパレルコンサルティングなどで活躍中。 3年の香港居住を含めて、上海16年目。中国在住20年に迫る。