■パシュミナができるまで
カシミヤ100%パシュミナストールが原料から製品になるまでの工程をご紹介します。
1 カシミヤ100%パシュミナストール原料
カシミヤ100%パシュミナストールの原料は言うまでもなくカシミヤヤギです。カシミヤヤギは寒暖の差が激しい内モンゴル地域に生息し、厚くて硬い剛毛に覆われていますが、その内側には本当に柔らかなうぶ毛があり、カシミヤ製品にはこれを使います。パシュミナとはネパール語で『内側の』という意味です。まさにカシミヤヤギの内側の『うぶ毛』を使うわけです。

2 紡績 原毛からわたへ
毎年4月〜5月にカシミヤヤギのうぶ毛は刈り取られます。これらのカシミヤのうぶ毛を不純物を取り除き洗浄し、繊維長や細さ別に選別整理したものがカシミヤ原毛と呼ばれます。この綿を紡績機に投入することにより、糸を作っていくわけです。

3 カシミヤわた
紡績機のしくみは、ロール状になった大きな櫛のようなもので、何度もカシミヤ原毛を櫛とりながら滑らかにし、長くより合わせることでカシミヤ原毛をテープ状に整えていきます。この写真は途中段階です。帯状になったカシミヤ原毛です。これを櫛とりながらさらに細くしていくのです。

4 カシミヤ糸の素 スレイバー
紡績機からはこのような細くテープ上になったカシミヤ原毛が出てきます。これはスレイバーといいます。この段階では、綿を細くしてるだけでまだ糸とは呼べません。

5 撚糸してカシミヤ糸に
スレイバーの状態では、強度がほとんどなく、このままでは織ることができません。ひねり加工を加えて糸の状態にしていくのです。これを撚糸加工といいます。捻るほどに糸自体の強度はあがりますが、その反面硬くなるため風合いが損なわれていきます。この設定が非常に重要なポイントなのです。

6 双糸加工
撚糸することで糸になったものは、それ自体が捻られているので安定したものではありません。そのまま織ると形が崩れたりゆがみが生じたりします。そのためもう1本糸を合わせることでそれぞれのバランスをとり、安定させるのです。

7 パシュミナストール織準備
織りのための準備を行います。一本ずつ手作業で織機にかけるための準備を行います。非常に手間のかかるまた非常に重要な作業です。

8 織り工程
織機に糸を掛けおわると、いよいよ織り開始です。織り工程で糸が生地になり、その後染色、生地を自然に風合いにするための縮絨加工、そして生地を指定のサイズにカットしてやっとパシュミナストールらしくなっていきます。

9 パシュミナストールフリンジ作り
パシュミナストールになるための最終工程、そうですフリンジです。フリンジはこうやってすべて手作業で形を作ってきます。フリンジが完成してやっと正真正銘のカシミヤ100%パシュミナストールの完成です。

10 パシュミナストール検品修理
いろいろな製造工程を経て、生地に傷がついていたりすることもあるので、一枚一枚きちんと検品を行います。検品段階で見つかった不良箇所は修理を行います。

11 パシュミナストール梱包出荷
最後は出荷のための梱包です。カシミヤ100%パシュミナストールは生地が薄く軽いので慎重に梱包しないと生地にしわがよってしまいます。この工程も大事な商品を送り出す非常に重要な工程なのです。









